私たちの使命
1933年川口に生まれた株式会社遠山鉄工所は、設立以来変わらずに、水道用の鉄管を製造してまいりました。現在は、久喜・羽生に工場を構え、東京都北区に営業部をおいて活動しています。
上下水道と私たちの使命
1.きれいな水を飲める国は9カ国
国土全体において水道の蛇口から清潔な水を飲める国は、世界の中でも9カ国と言われて います。(出典:国土交通省『令和7年版日本の水資源の現況』)。フィンランド、スウェーデ ン、アイスランド、オーストリア、ノルウェー、デンマーク、オランダ、ニュージーランド、そ して日本です。日本は第二次世界大戦後の経済成長の中で全国的に上下水道を整備し、今で は世界でも有数の水道インフラを持つ国となりました。しかしながら、インフラの更新につ いては全く進んでおらず、少子高齢化や地方の過疎化などを背景にした日本全体の喫緊の 課題です。
世界地図でみる水を飲める国(国土交通省 国土交通省「令和7年版 日本の水資源の現況」より)

2.上下水道のあらゆる場所で活躍する異形管
遠山鉄工所の鉄管は上下水道施設や管路網の様々な場所で使用されます。 多くの製品は地中や施設内配管で使われていて、普段私たちが目にすることは多くありませんが、日本の上下水道を支えつづけています。 特に、直管と直管を業ぐ継手部分であったり、ポンプ周りの水圧のかかる場所で、遠山鉄工所製品は多く使われています。
上下水道の仕組み

各地の上下水道施設

排水機場と私たちの使命
1.河川大国ニッポン
日本の地形は細長い陸地の中心を山脈が通るため、海外に比べ河川の長さがが短く急勾配になりやすい特徴があります。 また日本は梅雨や台風など雨量がもともと多い国ですが、近年は「線状降水帯」の発生に伴い、一気に河川の水量が増える傾向があります。
世界の降水量上位20カ国(1991〜2020年の30年間の平均降水量)
(国土交通省・気象庁HPより作成 mm/年)

1時間降水量80mm以上の年間発生回数(全国アメダス)
(国土交通省・気象庁HPより作成)

2.都市の水害を防ぎ、農地を潤す排水機場
河川には本流と支流があります。 雨量が増加した時、本流よりも早く支流の水が溢れ、本流から支流に向かって水が逆流します。 その時、排水機場の強力なポンプを使って、支流から本流へ、溢れた水を強制的に排出します。 これが基本的な排水機場の役割です。 このほかに、排水路が河川より低い場合に常時稼働している排水機場や、農業用水目的や下水処理場へ汚水を運ぶためのものもあります。
各地の排水機場



















